白山神社
二丈福井にある白山神社。御鎮座については不明ですが、社記によると、平安時代の保延7(1141)年には社殿が築造されていたという記録が残っています。 現在の御神殿は、江戸時代の安政4(1856)年に造営されたもので、神社建...
夜神楽とは違う迫力でにぎわう
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二丈福井の白山神社で5月第2日曜、福井神楽が奉納されます。
元日にも夜神楽がありますが、全演目を舞うのは5月だけです。
24演目が演じられ、赤い面をつけたミサキ神が激しく舞う先駈神主(ミサキカンヌシ)や両手に米を盛ったぼんを持ち、こぼさないように舞う折敷(オシキ)など切れのある舞いが行われます。会場には、迫力ある舞いを見ようと多くの人が訪れ、毎年にぎわいます。
福井神楽の沿革
白山神社の氏子青壮年が、1887(明治20)年に筑前(田島郷)から神楽師を招いて始め、他の芸能や別系統の神楽の要素を多く取りこんだといわれる。
神楽師の老齢化などによる舞手不足で一時中断されていたが昭和48年、福井区民(200世帯)が一丸になり、福井神楽保存会が発足した。約30名の神楽師が受け継いで地域文化の伝承を行っている。