高祖神楽(春)

福岡県指定無形民俗文化財

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高祖神楽は、今から五百数十年前の応仁元年、戦国動乱の時代、時の髙祖城主原田種親が京都守護の任に当たった時に習得した「京の能神楽」を郷土に伝えたものとされていますがその始めは定かではありません。
江戸時代までは旧怡土郡の神職の奉仕で舞われていましたが、明治になってからは高祖神社の氏子によって受け継がれました。
現在は、十数人の氏子の神楽師によって春は毎年4月に髙祖神社境内の神楽殿で奉納されています。
神楽には面を付けずに採り物を捧げて楽の音にあわせ神楽歌を唱えながら静かに舞う舞神楽と面を付けた数人の神楽師が登場して神話物語を展開させてゆく面神楽の2種12番が奉納されています。

演目
神供(じんぐ)、高処(たかどころ)、笹舞(ささまい)、国平(くにうけ)、蟇目(ひきめ)、磯羅(いそら)、敷蒔(しきまき)、神相撲(かみずもう)、両剣(りょうけん)、御弓(おゆみ)、御剣(ごけん)、問答(もんどう)岩戸開き(いわとひらき)
注:採り物-降神の宿る所とになる鈴・剣・玉のこと

基本情報

名称
高祖神楽(春)
よみがな
たかすかぐら
所在地
髙祖神社神楽殿(糸島市高祖1240) Google Map
電話
092-322-2098(糸島市観光協会)
090-8661-9354(高祖神楽後援会 会長 内田氏)
営業時間
4月第4週目の日曜日 13:00頃から(約4時間)
駐車場
会場駐車場には限りがございます。係員の誘導にしたがってください。
公共交通
周船寺駅(JR筑肥線)からバス(川原線)乗車、「高祖」バス停下車、徒歩約12分

[車でお越しの際]
(福岡方面から)西九州自動車道今宿インターを下りて約20分