志摩歴史資料館
玄界灘に突き出た糸島半島は、古来から大陸や朝鮮半島との交易をはじめ、海を媒体とした他地域との交流が活発に行われたため、「海」に関係の深い遺物や遺跡が数多く発見されています。 常設展示室ではこの「海」を「住居」「生活」「交...
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玄界灘に突き出た糸島半島は、古来から大陸や朝鮮半島との交易をはじめ、海を媒体とした他地域との交流が活発に行われたため、「海」に関係の深い遺物や遺跡が数多く発見されています。 常設展示室ではこの「海」を「住居」「生活」「交...
糸島市二丈の北部、標高約330mの山あいにある戸数6軒の小さな集落・唐原には、平家の落人にまつわる悲しい伝説が伝えられています。 平安時代の末、この唐原の里に平清盛の嫡男である平重盛の内室(妻)と二人の姫たちが逃げ延びま...
二丈地区随一の桜の名所として知られ、神功皇后にまつわる伝説の「鎮懐石(ちんかいせき)」をまつった神社です。その話に感銘を受けて山上憶良が詠んだ歌が万葉集にも記載されており、江戸時代にこの歌を記念して八幡宮の境内に建てられ...
糸島市の中心街である前原市街地は、江戸時代に唐津街道の宿場町として整備された町です。通りには旅籠や商店が建ち並び、出入国者のチェックを行う「関番所」が置かれるなど、福岡藩領の最西端に位置する宿場として重要な役割を果たして...
市内の遺跡等で出土した、弥生時代を中心にした数多くの文化財を収蔵・展示している歴史博物館。 なかでも、約1800年前に築造された国指定史跡「平原遺跡」の出土品(青銅鏡40面・鉄刀・瑪瑙管玉・ピアスなど。平成18年国宝に一...
曽根丘陵の中央部に位置する国指定史跡です。古墳は前方部を北に向け、前方部が後円部に比べかなり低くなっています。古墳は宅地の造成などにより一部壊されています。 後円部は3段に造られていると考えられ、墳丘の斜面には葺石が施さ...
白山神社の建立は、保延7年(1141年)以前と社記にあり、日本書紀の一書に登場する女神さま菊理姫命(くくりひめのみこと)を主祭神としています。菊理姫命は縁結びの神様として知られ、現在でも多くの参拝者が訪れています。 5月...
櫻井神社は1632年に福岡藩2代藩主黒田忠之公が創建した神社で、本殿・拝殿・楼門・太鼓橋は福岡県指定文化財です。縁結びや厄除けの神様として信仰を集め、国内外から多くのご参拝を頂いております。また、当社が宇良宮としてお祀り...
市北部の田園地帯にある支石墓群です。支石墓とは遺体を埋葬した上に支えとして小さな石を置き、その上に大きな上石を置く形式のお墓です。朝鮮半島によく見られる形式のお墓で、弥生時代初期に日本に伝えられました。 昭和28年(19...
伝説の怡土七ヶ寺の一つ、夷巍寺の跡とされる二丈一貴山字一貴山には、江戸時代に再建された仁王門とともに、1対の金剛力士像が残されています。高さは2.8mほどあり、市の文化財に指定され、地元の一貴山集落の人びとによって大切に...
古墳時代中期(約1550~1500年前)に築造されたと考えられる円墳で、直径は約56m、高さは約10mになる巨大なものです。墳丘の周りには幅約8mの溝(周濠)が巡っており、それを含めると、外径は約72mにもなります。全て...
可也山のふもとにある西林寺所蔵の国指定重要文化財。平安時代後期恵心僧都の作といわれ、上品下生の座像です。 木造漆箔で高さ約108cm、螺髪は小粒で整然とし、静かに目を伏せた相貌は円満で豊かな頬と相まって阿弥陀如来の慈悲を...