平家落人の里・唐原

静かな山里で平家の悲話に思いをはせる

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糸島市二丈の北部、標高約330mの山あいにある小さな集落、唐原(とうばる)には、平家の落人にまつわる悲しい伝説が伝えられています。
平安時代の末、この唐原の里に平清盛の嫡男である平重盛の内室(妻)と二人の姫たちが逃げ延びましたが、安住の地を得たのもつかの間、源氏の追っ手たちによって悲惨な最期をとげました。残った家臣たちも後を追って死のうとしましたが、内室と姫たちの霊を弔うため思いとどまり、農耕を行いながらこの地に住み着いたと伝えられます。
今も唐原には内室や姫たちの墓をはじめ、姫たちが都を懐かしんだという都見石、重盛の遺髪を埋めたと伝えられる黒髪塚、姫たちがその前で舞を舞ったと伝えられる千寿院の滝などが残っています。

基本情報

名称
平家落人の里・唐原
よみがな
へいけおちうどのさと・とうばる
所在地
糸島市二丈満吉595 Google Map
公共交通
[車でお越しの際]
福岡県道49号(大野城二丈線)石崎交差点より山手に約10分