志登支石墓群

日本の支石墓研究の1ページを飾る貴重な遺跡

最新の情報は店舗HPまたはSNSをご確認ください

市北部の田園地帯にある支石墓群です。支石墓とは遺体を埋葬した上に支えとして小さな石を置き、その上に大きな上石を置く形式のお墓です。朝鮮半島によく見られる形式のお墓で、弥生時代初期に日本に伝えられました。
昭和28年(1953)に発掘調査が行われ、弥生早期から中期(約2500~2100年前)にかけての支石墓10基、甕棺墓8基などが発見され、副葬品として打製石鏃、柳葉形磨製石鏃が出土しました。支石墓に副葬品が納められるのは非常に珍しく、特に柳葉形磨製石鏃の出土は朝鮮半島との交流を物語る貴重な資料です。

基本情報

名称
志登支石墓群
よみがな
しとしせきぼぐん
所在地
福岡県糸島市志登 Google Map
電話
092-332-2093(糸島市文化課)
公共交通
JR筑肥線「筑前前原駅(北口)」から九大線(波多江経由)「東風公民館前」下車、徒歩約5分
※バスの本数が少ないので事前にご確認ください。