櫻井神社

2023年、重要文化財指定へ

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糸島半島の北部に鎮座する櫻井神社。
江戸時代初期、福岡藩2代藩主・黒田忠之公により建立されました。
古墳の上に覆い屋を架けた岩戸宮があり、その前方に本殿、拝殿、楼門が並ぶ独特の構成です。

本殿は、寛永9(1632)年の創建で、整った意匠の組物、極彩色の彫刻などが施されています。
拝殿は、平面や開放的な建具に地域性が見られ、質実な造りの楼門とともに、福岡藩直営による質の高い社殿群として評価されました。

拝殿、楼門の建造年は不明ですが、彫刻のデザインの時代性、創建当時の絵図の様子から、いずれも本殿と同時期に完成したと推測されており、創建当初の3つの建物が現存することは大変珍しく貴重です。

重要文化財に指定された絵図は、福岡藩の御用絵師の手により神社創建当初の境内の様子が描かれたものとみられます。
また、本殿の造営・改修の経緯を記した棟札7枚も重要文化財に指定されることになりました。

▼楼門

▼拝殿

▼本殿

基本情報

名称
櫻井神社
よみがな
さくらいじんじゃ
所在地
糸島市志摩桜井4227 Google Map
電話
092-327-0317(櫻井神社)
営業時間
参拝24時間
授与所9:00~17:00頃
駐車場
約100台(大型バス可)
ホームページ
http://www.sakuraijinja.com/
公共交通
・(博多・天神から)高速バス(ウエストコーストライナー)乗車、「桜井」バス停下車、徒歩約15分
・(博多・天神から)高速バス(いと・しま号)乗車、「桜井」バス停下車、徒歩約15分
・九大学研都市駅からバス(西の浦線)乗車、「桜井」バス停から徒歩約15分
・筑前前原駅(JR筑肥線)北口からバス(野北線)乗車、「桜井」バス停から徒歩約15分
※バスの本数が少ないので事前にご確認ください。