櫻井神社・櫻井大神宮

あらゆる縁を結ぶ社・清らかな幽玄の社

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糸島半島の北部に鎮座する櫻井神社と櫻井大神宮。

江戸時代初期、福岡藩2代藩主・黒田忠之公により建立されました。
古墳の上に覆い屋を架けた岩戸宮があり、その前方に本殿、拝殿、楼門が並ぶ独特の構成です。

本殿は、寛永9(1632)年の創建で、整った意匠の組物、極彩色の彫刻などが施されています。
拝殿は、平面や開放的な建具に地域性が見られ、質実な造りの楼門とともに、福岡藩直営による質の高い社殿群として評価されました。

拝殿、楼門の建造年は不明ですが、彫刻のデザインの時代性、創建当時の絵図の様子から、いずれも本殿と同時期に完成したと推測されており、創建当初の3つの建物が現存することは大変珍しく貴重です。

重要文化財に指定された絵図は、福岡藩の御用絵師の手により神社創建当初の境内の様子が描かれたものとみられます。
また、本殿の造営・改修の経緯を記した棟札7枚も重要文化財に指定されることになりました。

▼楼門

▼拝殿

▼本殿

慶長15(1610)年の櫻井神社の創建後、福岡藩2代藩主である黒田忠之が神託を受けたことを契機に、伊勢神宮の内宮と外宮から祭神を勧請して社殿を建立し、伊勢の社家である橋本氏を当社に招き神事を務めさせました。

創建時の社殿は寛永2(1625)年に建立され、正保2(1645)年から20 年ごとに社地を交代して新たに社殿を建て替える式年遷宮が江戸時代を通じて執行され、櫻井大神宮の境内北東側の一段低い平場は、式年遷宮時に用意されたもう一つの社地であり、現在「古殿地」と称されます。

棟札は、寛文6(1666)年、貞享2(1685)年、宝永2(1705)年、享保10(1725)年、文化2(1805)年、慶応2 (1866)年の計7枚が確認されています。いずれも式年遷宮時の造営棟札であり、神社名を「伊勢兩太(大)神宮」「兩太神宮」と記し、寄進者である福岡藩主、奉行、大工、神主等の名前が記されています。

明治時代になると廃藩置県によって藩主の庇護を失い、式年遷宮による造営は途絶えましたが、社殿は茅葺屋根の葺替や部分修理によって現在まで良好に維持されています。

2026年、新たに櫻井大神宮が、福岡県の有形文化財に指定される運びとなりました。

基本情報

名称
櫻井神社・櫻井大神宮
よみがな
さくらいじんじゃ・さくらいだいじんぐう
所在地
糸島市志摩桜井4227 Google Map
電話
092-327-0317(櫻井神社)
営業時間
参拝24時間
授与所9:00~17:00頃
駐車場
約100台(大型バス可)
ホームページ
http://www.sakuraijinja.com/
公共交通
・(博多・天神から)高速バス(ウエストコーストライナー)乗車、「桜井」バス停下車、徒歩約15分
・(博多・天神・前原から)高速バス(いと・しま号)乗車、「桜井」バス停下車、徒歩約15分
・九大学研都市駅からバス(西の浦線)乗車、「桜井」バス停から徒歩約15分
・筑前前原駅(JR筑肥線)北口からバス(野北・二見ヶ浦線)乗車、「つまんでご卵」バス停から徒歩約20分
※バスの本数が少ないので事前にご確認ください。