深江海水浴場

駅から歩いて行ける海水浴場

最新の情報は店舗HPまたはSNSをご確認ください

長さ700mの砂浜は、遠浅で夏場は小さな子どもから大人まで安心して海水浴を楽しむことができる人気スポットです。
ここでは、5月から10月にかけて、観光地引網が体験もでき、海の家を利用すれば、獲れた魚のBBQ等も楽しめます。また最寄りの筑前深江駅(JR筑肥線)からも近く、歩いて海まで行けるところも魅力の一つです。

観光地引網等については、深江観光ホテル(092-325-1238)へお問い合わせください。
※監視員、ライフセーバーはいません。 ※クラゲ防止ネットはありません。

水の事故を防ぐために
・海の家の近くで泳ぐ。
・気象情報を事前に確認し、台風情報や、風雨や波の注意報や警報が出ていないか確認しましょう。悪天候が予想される場合は、無理をせず、遊泳等の中止や延期を検討しましょう。
・体調が悪いときや、お酒を飲んだときなどは、海や川に入らないようにしましょう。
・危険な区域や足が届かない場所などでは遊泳しないようにしましょう。浅い場所や危険が無さそうな場所でも、水深水流を考慮し、安全な方法で遊泳しましょう。海では、岸に近いところでも、沖に流れるとても速い潮の流れ(離岸流)があったり、川では地形によって川底に深海があったりするため、急に流される危険があります。
・子どもを水遊びさせるときは、保護者等が付き添い、絶対に目を離さないようにしましょう。
・遊泳や釣り、ボートに乗るときはなどは、ライフジャケットを必ず着用しましょう。ライフジャケットは体のサイズに合ったものを選び、正しく着用しましょう。

・参考サイト
海上保安庁 海の事故防止対策(外部サイトへリンクします)https://www6.kaiho.mlit.go.jp/info/marinesafety/jikotaisaku/seifukouhou.html
政府広報オンライン 海の事故、山の事故を防いで海、川、山を安全に楽しむために(外部サイトへリンクします)
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201407/3.html#section2

「幣の浜」、「大口海岸」、「二見ヶ浦」、「姉子の浜」、「大入海岸」などは、
トイレや駐車場が整備されていない場所もあります。
また、急に深くなっていたり、離岸流が発生し、流され救助を要請している事故が多発し、泳ぐには”大変危険”です。

【特集・深堀り取材】地元に愛される深江海水浴場

糸島でファミリー層に人気の海水浴場が、『深江海水浴場』です。JR筑前深江駅からは、歩いて10~15分。遠浅で海岸線が長いため、比較的混雑せず海が楽しめます。

川や海で子どもたちの安全を祈る、深江 川祭り

深江海水浴場近くの深江地区では、子どもたちによる川と海の安全祈願祭『深江 川祭り』が毎年行われます。 7月7日、早朝5時、深江海水浴場に到着すると、各町内に分かれて準備が行われていました。まずは、10~15mほどの竹を4本立て、次に、祭壇を作ります。

スコップで砂を盛り、ある程度の高さになったら、今度はコテを使って、平の台に整えていきます。砂浜に祭壇をつくるのは、かなりの重労働。祭壇ができあがると、神様へお供え物を捧げます。

ちなみに、竹の葉部分には、「八大龍王川之神」と墨で書かれた短冊が結び付けてあります。これは、前日に子どもたちが墨で書いたそうです。

用意が整ったら、町内の子どもたちと大人たちが集まり、宮司(鎮懐石八幡宮と深江神社が分担)が八大龍王川之神(はちだいりゅうおうかわのかみ)・大棉津見神(おおわたつみのかみ)・氏神様に川と海の安全祈願の祝詞をあげます。

神事が終わると、町内のみんなで祭壇を崩し、立てた竹は、いったん子どもたちが海に入って流し、最後は陸に引き上げて竹を片付けます。

「小学校の6年間、毎年川祭りに参加していました。僕にとって、川祭りは夏のはじまりで、当時は前日に泊まり込んで早朝行われていたので、楽しい思い出として記憶に残っています。川祭りは、地元深江に根付いたお祭りなので、これからも大切に次の世代に引き継いでいきたいと思っています。地元の人たちもみんな同じ思いです」と話すのは、鎮懐石八幡宮宮司の空閑俊理さん。

川祭り神事は、糸島全体で行われているわけではなく、深江地区独自の神事。江戸時代、大雨上がりに大勢の子どもたちが流され命を落としたことから、今も途絶えることなく毎年神事を行っているそうです。「大事な子どもたちが水の事故に合わないように」との親から子への願いは、今も昔も変わりません。子どもたちは、この日から川遊びや海遊びが解禁されます。

今年も、深江海水浴場で水の事故がなく、みなさんが楽しめることを心から願っています。

こんなに近くにたくさんの魚、地引網体験

深江海水浴場では、5月から10月にかけて、地元の漁師協力のもと地引網体験ができます。漁師たちが深江海水浴場沖合に網を仕掛け、1時間ほどかけて岸近くまで引き込んでくれます。網が近くまで来たら、最後はみんなで引っ張ります。

みんなで力を合わせて網を引っ張ること、15分から20分。だんだん網の先が見えてきます。深さ50センチほどのところまで引き込みます(魚の量によっては浜まであげる場合があります)。

今回は、網の中に大量の魚が入っていました。この日とれたのは、主にアジとイカ。魚の量や種類は、時期によって異なります。持ち帰りきれないほど大漁なこともあります。浜にあがった魚を見た途端、子どもも大人も大興奮。一部、触ると危険な魚がいるので、むやみに触るのは危険です。

ちなみに、この日は、地引網体験のあと、深江観光ホテル海の家で参加者が魚を調理(深江観光ホテルでは魚をお造りにすることもできます)。バーベキューと一緒に食べ、残りの魚はお持ち帰り。みなさん、とれたて新鮮なイカやアジの刺身をほおばり、笑顔があふれていました。

地引網は、深江海水浴場近くの宿泊施設や一部海の家などで対応しています。少人数から300人を超す団体も利用可能です。

問合せ・詳細は、糸島市観光協会(092-322-2098)へ。

くつろぎの海の家は6軒

深江海水浴場には、海の家が6軒あります。

海の家が5軒並んであり、少し離れたところに深江観光ホテル海の家があります。
深江観光ホテル海の家(完全予約制) 092-325-1238
BLUE CLUB 海の家ふかえ 090-2585-3154
海の家波 090-9594-3161
海の家はしもと 090-9481-7696
Beach House SAIKAI 092-325-0373
海の家ファミリー(旧avex beach paradise FUKUOKA) 092-332-0644
海の家の詳細・予約情報など、各ホームページやSNSでご確認いただくか、直接お問合せください

※監視員、ライフセーバーはいません。
※クラゲ防止ネットはありません。
深江海水浴場の詳細情報や注意事項はこちらをご覧ください。

深江海水浴場(糸島市二丈深江2129-5)

【近隣のお店①】
伊都ホットサンド笑顔

糸島産の新鮮野菜・卵・ハムが入った一番人気のオリジナルサンドをはじめ、ふわふわたまごサンド、熟成ロースカツサンド、豚メンチカツサンド、エビカツサンドなどホットサンド専門店。

なかでも、糸島の天然真鯛を使った季節限定の鯛サンドは、絶品。鯛のフライは、身がふわふわしていながらもしっかりとした噛み応え。噛むほどに鯛の味わいや甘味が感じられます。また、マヨネーズ・チーズ・マスタード・ブラックペッパーが入ったオリジナルソースが、真鯛とベストマッチ。分厚い卵も入っているので、食べ応え満点です。鯛サンドは、鯛の背と腹では味わいが異なり、部位を指定する常連さんもいるほどだとか。

伊都ホットサンド笑顔
住所:糸島市二丈深江514-4
電話:092-325-1125
営業時間:10:00~なくなり次第
店休日:火曜日
※営業時間・定休日は変更となる場合があります

【近隣のお店②】
無添加天然酵母のパンの店 Bakery SANA

小麦や全粒粉は地元や九州産のものを使用。シンプルな素材を使っているので、小麦の風味や香りがしっかりと味わえるパンです。

パンの味をダイレクトに味わうならシンプルなバケットがおすすめですが、クリーム、ミルク、ココア、八女抹茶、いちごミルク、ラムレーズン、ピーナッツバター&自家製ジャムなどをクリームをはさんだパンは、いろいろな味が楽しめるとあって人気です。

ハム&チーズやキーマカレーをはさんだベーグルサンドや、その場で作ってくれるバニー二サンドなど、海のお供にもおすすめです。

Bakery SANA
糸島市二丈深江3-1-31
092-325-0010
営業時間:10:00~18:00
定休日:水曜日、木曜日

(2024/7/12)

基本情報

名称
深江海水浴場
よみがな
ふかえかいすいよくじょう
所在地
糸島市二丈深江2129-5 Google Map
電話
092-322-2098(糸島市観光協会)
駐車場
約20台(トイレあり)
※近隣の交流体験広場駐車場は広場利用者の専用駐車場です。下記利用時間外は施錠されます。
7~9月 8:00~19:00
10~6月 8:00~17:00
公共交通
筑前深江駅(JR筑肥線)から、徒歩約12分