鎮懐石八幡宮・万葉歌碑

九州最古の万葉歌碑が残る桜の名所

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二丈地区の桜の名所として知られ、神功皇后の出産にまつわる伝説の石「鎮懐石(ちんかいせき)」を祀る神社です。

神功皇后が懐妊中に戦地へ向かう際、この地で卵型の美しい二つの石を身につけ、出産の延期を祈願しました。願いが叶い、帰国後に宇美で応神天皇を出産。帰路、皇后がこの石を丘の上に奉納したことから、人々はこれを「皇子産石(みこうぶいし)」や「子産石(こうぶいし)」と呼び、崇拝するようになりました。この伝説が地名「子負ヶ原(こぶがはら)」の由来とされています。

この物語に感動した山上憶良が詠んだ歌が万葉集に収録されており、江戸時代にその歌を記念して八幡宮境内に建立された歌碑が現存しています。九州最古の万葉歌碑として、糸島市の文化財に指定されています。

九州最古の万葉歌碑の拓本
写真提供:鎮懐石八幡宮

基本情報

名称
鎮懐石八幡宮・万葉歌碑
よみがな
ちんかいせきはちまんぐう まんようかひ
所在地
糸島市二丈深江2143-1 Google Map
電話
092-325-0309(鎮懐石八幡宮)
営業時間
社務所 (御守・御朱印)
受付時間 9:00~17:00
※社務所が営業時間外でも参拝可能
駐車場
約8台
道幅が狭いため、マイクロバス以上のバスの駐車はご遠慮ください。
ホームページ
https://www.chinkaiseki.com/
公共交通
筑前深江駅(JR筑肥線)から徒歩約12分