雷山千如寺大悲王院『千日観音祭』

厳かな法要と幻想的な雰囲気のなか千日分のお参りを

毎年8月9日に雷山千如寺大悲王院で執り行われる夏季大祭、『千日観音祭』。この日にお参りすると、千日分のお参りに相当するご利益をいただけるという貴重な一日です。

千日観音祭(2025年の場合)
9:00~ 開白法要(観音堂)
11:00~ 護摩供養(観音堂)
15:00~ 歴代住職追悼法要(開山堂)
19:00~ 千灯明供養法要(観音堂)
20:00~ 結願法要(観音堂)
※17:00~18:00までは準備のため観音堂には入れません

19:00からの『千灯明供養法要』では、所願成就やご先祖様の供養を祈念して、境内に無数の提灯が灯されます。

雷山千如寺大悲王院

成務天皇48年(178年)、雷山の地主神である雷大権現の招きで渡来して、天竺霊鷲山の僧、清賀上人の開創と伝えられています。現在の大悲王院は、宝暦3年(1753年)に黒田継高公が建立しました。鎌倉時代作の国指定重要文化財「木造千手観音立像(もくぞうせんじゅかんのんりつぞう)」「木造清賀上人坐像」をはじめ、福岡県の指定文化財である「木造多聞天像」、「木造持国天像」などが安置されています。

雷山の観音様として信者の多い大悲王院の本尊、木造千手観音立像は、高さがほぼ一丈六尺(約4.8m)あることから、丈六の千手観音像とも呼ばれ、その形態の特徴から鎌倉時代後期(約700年前)の作と考えられています。千手観音像は通常千手を略して48手とする場合が多いのですが、この像は実際に千の手を持つ像として造られています。

基本情報

開催場所
雷山千如寺大悲王院 Google Map
開催日時
2025年8月9月(土)
問い合わせ
  • 092-323-3547(雷山千如寺大悲王院)