白山神社
二丈福井にある白山神社。御鎮座については不明ですが、社記によると、平安時代の保延7(1141)年には社殿が築造されていたという記録が残っています。 現在の御神殿は、江戸時代の安政4(1856)年に造営されたもので、神社建...
春大祭(神楽奉納)
二丈福井の白山神社で5月第2日曜、福井神楽が奉納されます。
(2024年は、5月12日の日曜に開催。雨天決行)
元日にも夜神楽がありますが、全演目を舞うのは5月だけです。
24演目が演じられ、赤い面をつけたミサキ神が激しく舞う先駈神主(ミサキカンヌシ)や両手に米を盛ったぼんを持ち、こぼさないように舞う折敷(オシキ)など切れのある舞いが行われます。会場には、迫力ある舞いを見ようと多くの人が訪れ、毎年にぎわいます。
福井神楽の沿革
白山神社の氏子青壮年が、1887(明治20)年に筑前(田島郷)から神楽師を招いて始め、他の芸能や別系統の神楽の要素を多く取りこんだといわれています。神楽師の老齢化などによる舞手不足で一時中断されていたが昭和48年、福井区民(200世帯)が一丸になり、福井神楽保存会が発足しました。約30名の神楽師が受け継いで地域文化の伝承を行っています。
※駐車場台数が少ないので、車でお越しの方は、福ふくの里横の研修センターに車を停めて、歩いてお越しください(歩いて5~10分程度)。白山神社でもご案内いたします