老松神社 追儺祭(鬼すべ)

鬼とともに厄を払う新春の伝統行事

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その昔、疫病が流行したとき、疫鬼を追い払うため、中国の陰陽道の行事を取り入れられたと伝えられる行事。
14時ごろ、お年寄りから子供までの鬼に扮した氏子たちが、朱塗りのお面をかぶった大鬼を先頭に町内の罪やけがれ、うそを背負って神社を出ます。鬼たちは「鬼じゃ、鬼じゃ」のかけ声とともに、町内を駆け巡りながら、およそ2㎞離れた泉川までお潮井取りに向かいます。
夕方からは鬼すべ神事が行われ、お潮井取りから戻った大鬼が神社本殿に上がろうとするのを、当番町の長老が豆をぶつけて、本殿横の鬼すべ堂に追い込みます。鬼すべ堂に大鬼が入ると、小鬼たちが、松の枝を燃やした煙で大鬼をいぶりだし、罪やけがれを追い払います。
さらにこの日は、家内安全や商売繁盛、学業成就、五穀豊穣、家内安全の祈願が込められた「うそ」が販売されるほか、楽しい福引きも開催され、年の初めの幸運をつかもうと多くの人が訪れます(うそ替え)。

基本情報

名称
老松神社 追儺祭(鬼すべ)
よみがな
おいまつじんじゃ ついなさい(おにすべ)
所在地
老松神社(福岡県糸島市前原中央1-4-14) Google Map
電話
092-322-2098(糸島市観光協会)
営業時間
毎年1月7日 14時頃から
公共交通
JR筑前前原駅より徒歩5分