怡土城跡

古代の歴史書にも記された巨大な山城

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糸島市と福岡市との境にある高祖山の西斜面一帯に築かれた古代山城で、高祖山の急斜面から平地部にかけて「たすき」状に城郭を形成しており、中国式山城の築城法が採用されています。この背後には遣唐使として2度にわたって中国に渡海し、特に兵法に長じた吉備真備の影響がうかがえます。
遺構としては8ケ所の望楼跡、山裾には南北約2kmにわたる土塁が確認されており、『続日本紀』によると、756年から約12年の歳月をかけて完成したとされていますが、いつ頃廃城になったのかを含め多くは謎のままです。

基本情報

名称
怡土城跡
よみがな
いとじょうあと
所在地
糸島市高祖 Google Map
電話
092-322-7083(伊都国歴史博物館)
公共交通
周船寺駅(JR筑肥線)からバス(川原線)乗車、「高祖」バス停下車
バス停近くの大鳥居口に石碑があります。