特集:新緑が美しい、高祖山のやまびらき
高祖山のやまびらきが行われました。集合場所である髙祖神社には約70人が集まりました。

高祖山のやまびらきは、地元住民による「怡土の山にのぼろう会」が主催しています。糸島市内でやまびらきを行う山は、あまり聞いたことがありません。高祖地域は、髙祖神社が2023年に国の重要有形文化財指定を受けました。また、約550年前に伝わった高祖神楽を今も受け継いでいることから、高祖に暮らす人たちの地域を大切にする想いが感じられます。
さて、山の安全祈願を受けたら、早速、山登りスタートです。


雨がすぐにでも降りだしそうなお天気。快晴の中での山登りは気持ちがいいものですが、霧が立ち込める山道は幻想的な雰囲気で。こんな雰囲気の中で登る山登りも、時にはいいものです。


途中、登りやすいように木の板やベンチ、看板など、きれいに整備されていました。

高祖山は比較的登りやすい山。ただし、山頂まで約20分ぐらいのところから急な登りが増えます。特に雨の後は、滑りやすいので要注意。

ゆっくり撮影をしながら登ったので、約1時間ほどで到着。残念ながら、景色は霧の中。何も見えません。ここからどんな眺めが望めるのか、晴れの日にまた挑戦したいものです。

山頂記念に、高祖山の木札をいただきました。糸島市内の7つの山(立石山、浮嶽、可也山、十防山、火山、二丈岳、高祖山)に登ると、登頂記念の木札をもらうことができますが、高祖山のやまびらきの木札は、通常より大きく、裏に登城手形と書かれた特別バージョン。悪天候の中、登ったかいがありました。そして、お楽しみ抽選会用の番号も一緒に手渡されました。


全員登頂した後は、甘酒で乾杯です。体に沁み渡ります。甘酒を飲んだ後は、楽しみにしていた抽選会。見事、山の形をしたフォトスタンドが当たりました。これは嬉しい。

抽選会で盛り上がった後は、山を下ります。雨が降り出したので、滑らないように気をつけながら、ゆっくりと。


家族、サッカーチームの小学生、友達同士、お一人様など、参加者の皆さん、思い思いに楽しまれたことでしょう。怡土の山にのぼろう会の皆さま、ありがとうございました。

(2025/5/6)
基本情報
- 開催日時
- 取材:2025年5月6日