特集:糸島花手水を愛でる(全20カ所ご紹介)

花の一大産地である糸島。糸島ならではの花手水

今年で4回目を迎える『糸島花手水』。花の一大生産地の糸島らしく、花は全て糸島産で、地元の3つの花屋(花のマキゾノ、フラワーショップTSUKASA、株式会社みとま花園)が飾り付けを行っています。ダリア、キク、カーネーション、カラー、バラなど多彩な花を使った花手水は、いつもの神社を華やかに彩ってくれます。前半・後半に分かれて、20の神社で行われた花手水は、個性豊かで見るものを楽しませてくれました。

今回、たまたま花手水の撮影中に出会った大阪在住のNさん。Nさんは、5年ほど前から花手水に魅せられ、地元大阪をはじめ、京都、愛知、東京、埼玉など、まわった花手水は350カ所以上。Nさんは全国の市町村の行きたい花手水を一覧表にしていて、その中に糸島市の花手水があり、今回朝ドラのロケ地になったこともあり、2泊3日で糸島市を訪れることにしたそうです。

Nさんのご厚意で、撮影した画像を掲載させていただくことができました。糸島花手水に訪れた方も、都合合わずで訪れられなかった方も、ぜひお楽しみください。

11/16(土)~12/1(日)開催(後半)

住吉神社(糸島市井原1321)

老松神社(糸島市前原中央1-4-14)

宇美八幡宮(糸島市川付787)

志々岐神社(糸島市志摩御床438) 花手水は2カ所

六所神社(糸島市志摩馬場344)

須賀神社(糸島市志摩野北2219)

長石宝満宮(糸島市二丈長石522-1)

白山神社(福岡市二丈福井4909)

Nさんに糸島花手水の印象を聞いてみました。「3つの花屋さん、それぞれの特徴が出ていて、とてもよかったです。モンステラや枝つきのモミジなど葉を立体的に使うことで、花の美しさが際立っていました。それに、なにより花の種類が豊富。産地ならではですね。また、全てのお花が傷まずきれいで、お花の手入れや入れ替えが丁寧に行われているんだろうと感心しました。今までいろいろな花手水をまわりましたが、糸島の花手水はとても印象に残っています」

11/1(金)~12/1(土) 1ヵ月通し

櫻井神社(糸島市志摩桜井4227)

大祖神社(糸島市志摩芥屋675)

深江神社(糸島市二丈深江852)

鎮懐石八幡宮(糸島市二丈深江2143-1)

11/1(金)~15日(金)

細石神社(糸島市三雲432)

産宮神社(糸島市波多江南1-13-1)

髙祖神社(糸島市高祖1240)

蔵持宝満宮(糸島市蔵持790)

生松天神社(糸島市志摩久家2813)

熊野神社(糸島市志摩小金丸282)

浮嶽神社(糸島市二丈吉井904)

他の地域の花手水についても、聞いてみました。「京都の楊谷寺は、花手水ブームの先がけ。寺内に数カ所花手水があり、龍手水、庭手水、恋手水、苔手水、琴手水などと呼ばれ、それぞれ趣向を凝らした花手水になっています。わざわざこの花手水を見るために、全国から多くの人たちが訪れます。三重県にあるかざはやの里の花手水は、花で絵を描くなどかわいい印象でした。お花屋さんのロスフラワーを使った花手水や、町おこしの一環として商店街の軒先に花手水を置くなど、全国各地趣向を凝らした花手水が行われています」。

基本情報

開催日時
2024年11月~