糸島市にあります2つの古代山城、雷山神籠石(らいざんこうごいし)と怡土城(いとじょう)を題材としたシンポジウムを開催します。

飛鳥・奈良時代は、大陸や朝鮮半島からの脅威に備え北部九州を中心に古代山城が築かれました。糸島市には文献記載のない「雷山神籠石」と続日本紀(国が作成した歴史書)に記載がある「怡土城」の2つの古代山城がありますが、未調査部分もあり全容が明らかになっていません。
今回のシンポジウムでは、糸島市にある2つの古代山城について、古代山城の研究者が他の古代山城と比較しながら、雷山神籠石と怡土城の歴史的価値や築城当時の様子を、議論します。

第1部 講演 10時00分~
調査報告「糸島の古代山城に迫る-雷山神籠石と怡土城-」
     :瓜生秀文/糸島市役所地域振興部文化課主幹

講演1  「雷山神籠石と怡土城、その歴史的意義」
     :亀田修一/岡山理科大学名誉教授

講演2  「大宰府と古代山城-大宰府防衛における古代山城の役割-」
     :赤司善彦/大野城心のふるさと館館長

講演3  「古代山城がつくられた時代の糸島」
     :松川博一/九州歴史資料館学芸調査室長

第2部 パネルディスカッション 15時00分~
 テーマ「諸説あり!古代山城の捉え方」:コーディネーター/中村俊介(朝日新聞社編集委員)
                    パネリスト/亀田修一、赤司善彦、松川博一、瓜生秀文

参加無料・定員600名
※事前予約の必要はありません。当日直接会場へお越しください。

詳細は、糸島市役所ホームページをご確認ください。

基本情報

開催場所
伊都文化会館 第ホール(糸島市前原東2-2-7) Google Map
開催日時
日時:2024年1月7日(日) 10:00~16:30
参加無料・定員600名
※事前予約の必要はありません
問い合わせ
  • 092-332-2093(糸島市役所文化課)
会場までのアクセス
筑前前原駅または糸島高校前駅(JR筑肥線)から徒歩約10分