前原宿
唐津街道の宿場町として栄えた前原宿(まえばるしゅく)。江戸時代の初め頃、唐津街道が開通後に、福岡藩が舞獄山(まいだけさん/現在の笹山公園)の麓にあった民家や寺を移動させ、宿場町として整備しました。最近は古い建物を生かした...
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唐津街道の宿場町として栄えた前原宿(まえばるしゅく)。江戸時代の初め頃、唐津街道が開通後に、福岡藩が舞獄山(まいだけさん/現在の笹山公園)の麓にあった民家や寺を移動させ、宿場町として整備しました。最近は古い建物を生かした...
糸島市志登(しと)にある志登神社は、糸島で唯一「延喜式(えんぎしき)神名帳」に記載された、筑前国十九式内社の一社です。海神の大綿津見神(おおわたつみのかみ)の娘、豊玉姫命(とよたまひめのみこと)が祭られています。 太陽を...
糸島市泊にある加藤清正公を祀る「ヲベタ清正公堂」。御堂を管理しているのは、福岡市中央区唐人町の妙法寺で、「あじさい寺として楽しんでもらいたい」と、植栽と手入れを行っています。例年6月頃に、石段の両脇に植えられた紫陽花が見...
福岡県糸島市二丈田中に所在する椛島家住宅は、国の登録有形文化財です。国の登録有形文化財とは、建築してから50年以上が経過した建造物を使いながら残していくという制度です。 椛島家住宅は、元々は二丈田中の大地主であった「満生...
第28代宣化天皇の2年壬辰(572年)、征新羅将軍に任命された大伴連狭手彦は、新羅遠征と任那・百済救援の成功と渡海の安全を祈願するため、当時の都(奈良県高市郡)より、七世の神(國常立尊・伊弉諾命・伊弉冊命・瓊瓊杵命・彦火...
稲作開始時期を知る貴重な手がかりとなった集落遺跡です。1979年の発掘調査で稲作の始まりを裏付ける土器群や石器、竪穴住居、支石墓、甕棺墓などが発掘されました。 この発見により、従来考えられていたよりもさらに古い時期から、...
この遺跡は江戸時代終わりごろに発見され(1号甕棺)、出土品のうち銅鏡1面と銅剣1本が博多の聖福寺に伝えられ国の重要文化財に指定されています。 最初の発見から150年後の昭和50年(1975)、新たに2号甕棺が発見され、銅...
曽根丘陵の中央部に位置し、約1650~1600年前(古墳時代中期)に造られたと考えられる前方後円墳です。 墳丘は前方部と後円部の一部を道路によって壊されていますが、全長約50m、後円部の直径約37m、高さ5m、前方部の長...
雷(いかずち)神社境内には、県の天然記念物に指定されている、樹齢1000年を超える2本の観音杉(幹回り7m)と樹齢900年を超える大銀杏(幹回り7m)があり、秋にはひときわ鮮やかな黄金色の紅葉を楽しむことができます。 ※...
天平14年(742年)に開山されたと伝承される千如寺。大悲王院は宝暦2年(1752年)に黒田継高公が建立した建物です。鎌倉時代作の国指定重要文化財「木造千手観音立像(もくぞうせんじゅかんのんりつぞう)」「木造清賀上人坐像...
昭和61年に初めて行われた発掘調査で発見され、稲作開始時期での初めての人骨出土として、人類学の上でも注目された「新町遺跡」の遺構を、その地で再現・展示した施設です。 弥生時代の支石墓(中国大陸や朝鮮半島でよく見られた、複...
糸島市二丈の北部、標高約330mの山あいにある小さな集落、唐原(とうばる)には、平家の落人にまつわる悲しい伝説が伝えられています。平安時代の末、この唐原の里に平清盛の嫡男である平重盛の内室(妻)と二人の姫たちが逃げ延びま...