泉川の『ハマボウ』開花情報[2024年7月8日更新]

はまぼうはアオイ科フヨウ属の落葉低木です。
7月上旬から7月下旬ごろに直径5センチメートルから8センチメートルの淡い黄色の花を咲かせます。
近年、護岸工事や河川改修等により全国的に減少し、『福岡県レッドデータブック2011』では、はまぼうが絶滅危惧2類、はまぼう群落がカテゴリー3(破壊の危惧)に指定されました。
そのようななか、雷山川下流(通称:泉川)一帯は九州有数のはまぼう群落で、加布羅(がぶら)橋から河口に向かい両岸に約730本のはまぼうが群生しています。
朝咲いて、夕方には萎んでしまう、可憐な一日花のはまぼうは、太陽の方角を向いて開花します。
7月下旬頃までは、次から次に開花しますので、この時期を見逃すことなく、ぜひご鑑賞ください。

泉川ハマボウ群落は市民ボランティア団体「泉川ハマボウの会」の環境美化等の活動により保全されています。

広報いとしま2023年7月1日号「糸島人」で
泉川のハマボウを保全する団体「泉川はまぼうの会」が紹介されました。
紹介ページはこちら

令和6年(2024年)7月8日現在

現在、見頃を迎えています。

令和6年(2024年)7月4日現在

現在5割程度開花しています。

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