井原山『オオキツネノカミソリ』開花情報[2023年7月7日更新]

※通行危険情報※
井原山登山道において、崩落が発生しており危険箇所が複数あります。

脊振山系に位置する、花の名峰といわれる井原山(標高982m)の中腹に群生しているオオキツネノカミソリは、九州最大の群生地です。

ヒガンバナ科の多年草で高さ30センチメートルから50センチメートル程度に成長します。名前は狐のような花の色と、カミソリのように細かい葉にちなんでつけられているそうです。花が咲く夏頃には葉が落ち、花と茎のみの状態となります。
開花時期は7月中旬から下旬頃で、水無登山口から水無林間歩道を30分程度登ると登山道の両側一面に咲いています。この時期にしか見ることができない、オレンジ色の花の絨毯を見に出かけてみませんか。

なお、地元のボランティア団体「糸島市瑞梅寺オオキツネノカミソリを守る会」を中心に、花の保護や登山道の整備のため活動しています。踏みつけたり持ち帰ったりしないでください。

注:登山口の駐車場は、狭く混雑しておりますので、あらかじめご了承ください。
  また、水無登山口までの林道は道幅も狭く凹凸の多い悪路のため、車でお越しの際はくれぐれも

  安全運転を心がけていただきますようお願いします。

駐車場などの情報はこちら(リンク先ページの下部 「基本情報」をご覧ください )

令和5年(2023年)7月6日現在

開花前の状態です。来週から開花が見られるのではと期待されます。
伊都遊歩道クラブ写真提供


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