夏の井原山を彩る『オオキツネノカミソリ』開花情報[8月3日更新]

脊振山系に位置する、花の名峰といわれる井原山(標高982m)の中腹に群生しているオオキツネノカミソリは、九州最大の群生地です。
ヒガンバナ科の多年草で高さ30センチメートルから50センチメートル程度に成長します。
名前は狐のような花の色と、カミソリのように細かい葉にちなんでつけられているそうです。
花が咲く夏頃には葉が落ち、花と茎のみの状態となります。
開花時期は7月中旬から下旬頃で、水無登山口から水無林間歩道を30分程度登ると登山道の両側一面に咲いています。
この時期にしか見ることができない、オレンジ色の花の絨毯を見に出かけてみませんか。
なお、地元のボランティア団体「糸島市瑞梅寺オオキツネノカミソリを守る会」を中心に、花の保護や登山道の整備のため活動しています。踏みつけたり持ち帰ったりせず大事に花を守ってください。

注:登山口の駐車場は、狭く混雑しておりますので、あらかじめご了承ください。
  また、水無登山口までの林道は道幅も狭く凹凸の多い悪路のため、車でお越しの際はくれぐれも

  安全運転を心がけていただきますようお願いします。

駐車場などの情報はこちら(リンク先ページの下部 「基本情報」をご覧ください )

  開花情報

令和4年(2022年)8月2日現在

全体的に見頃を迎えています。今週末までは見頃が続くと思われます。

令和4年(2022年)7月26日現在

全体的に見頃を迎えています。
群生地付近では色鮮やかに咲き乱れたオオキツネノカミソリによって、見応えのある景色が広がっています。

令和4年(2022年)7月21日現在

6~7分咲き、群生地では開花した花の中にたくさんのつぼみがあり、今週末から来週末にかけて見頃となりそうです。
見頃を迎えた花もあるとの情報提供をいただきました。

令和4年(2022年)7月9日現在

上部群生地での開花はまだなく、山の下部のごくわずかな箇所のみ咲いていると情報提供をいただきました。

令和4年(2022年)7月8日現在

全体的に1分咲。
今年は降水量が少なかった影響か開花が遅れているようです。

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