【危険】井原山洗谷 関係者以外・登山者通行禁止

危ないよ ここは運命の 分かれ道
井原山と雷山の間の谷を通る「洗谷」は、著しく不明瞭で、大変険しい箇所が多いため、関係者以外及び登山者は通行禁止とします。
十数メートルの崖や、数メートルの沢の上にかかる不安定な丸木橋、いつだれが設置したかわからないロープなどと、危険なスポットが多数あり、以前より滑落事故や遭難者が多発しています。
雨が降る度に、沢の増水により地形が大幅に変わり、地元のベテラン登山者でも道を見失い危険な箇所に迷い込むことがあります。
大きな落石や不安定で浮いた岩の多い崖が多数あります。特にそのような場所は、携帯電話の電波も届かない箇所も多く、救助を呼べない可能性もあります。救助ヘリでの引き上げも、到着までに時間がかかり、6時間以上要することもあります。
このように大変危険なため、登山道の管理はされていません。
糸島市内の他の登山コースとは危険度・難易度が大きく異なり、甘い見通しは自殺行為です。
登山での注意点
記載している項目は一部のみで、注意すべき点を全て網羅しているものではありませんので、参考としてご確認ください。
もし道に迷ったら
- まずは、元のルートに戻り一番近い目標物で現在地を確認しましょう。
- ルートを見失った場合は、むやみに動き回らず、すぐに救助要請「119番」をして救助を待ちましょう。
- ヘリコプターで捜索する場合もあるので、近くに空が見える場所があれば移動し合図しましょう。
事故にあってしまったら
- 携帯電話が使用できず、同行者が通報のために下山する場合は、滑落場所等にタオルやハンカチで目印をつけておきましょう。
- 救助を待つ場合、ケガをした方の体温低下に注意しましょう。
- ヘリコプターで救助する場合もあるので、空が見える広い場所で合図しましょう。